30までに人生を固めたい女の雑記ブログ

エアライン業界から転職後、スターバックスに身を置き、悩み楽しく生き抜く人生日記!!

【くちびるに歌を】迷える学生たちよ、これが青春だ

 

この映画は

 

 

新垣結衣さん演じる

やさぐれプロピアニストが

母校の音楽の先生になって

青春真っ只中な中学生たちと

合唱部でのやり取りを通して

自分の避けて逃げていた過去から

前を向いて歩き出すための物語

 

 

 

私学生時代「ちゃんとやってよ〜」系女子だったんですけど

つい思い出しちゃいましたね〜〜笑

 

 

 

プロのピアニストを突然辞めたわけ

 

 

ガッキーはプロのピアニストなんですけど

ある日のコンサートで、ピアノの前に座ったものの

鍵盤で音を奏でることなく

多くの演奏者をおいて一人楽屋に戻ってしまう

 

直前に、付き合っていた彼からの留守電を最後に

交通事故に遭い亡くなってしまった連絡があったからだ

 

この映画では

 

ガッキーは彼を亡くしたことで

どんな気持ちで取り残され

どんな葛藤があったのかは描かれない

 

普通は

”私を置いてどうして死んでしまったの”

だとか

”あなたが居なかったらピアノを続けられない”

だとか

 

言葉にしてわかりやすくしてもいいのかなぁを思ったが

言葉にしていない

 

きっとそれは

これを見る多くの年齢層は

中学生だからだ

 

まだ知らない感情、気付けない他人の心

知らないが故の、仲間との衝突

 

全ての出来事がまだ初めてのことばかりで

そして何もかもがこれからの人生でよき思い出にも

苦い思い出にもなる、いわば青い春だから

 

ガッキーの気持ちは

経験した人にはわかるし、

応援したくなるし、

自分のことのようで

何かがら逃げて前を向けない人には

辛い映画なのかもしれない

 

 

 

中学生という、あの頃の大きな悩み

 

みなさん、中学生の頃夢中だったこととか

覚えていますか?

部活なり、学校行事なり

隣の席の気になるあの子とか?

 

夢中になったこともあれば

あの頃の自分にとっては

それはそれは大きな悩みもありませんでしたか?

 

この悩みで世界が覆い尽くされていて

葛藤がありませんでしたか?

 

この映画では、ガッキーの物語だけではなく

 

さまざまな中学生の子たちの人生を

描いている

 

遠からず自分もこうだったなぁという

性格をした子が、映画の中にいると思います

 

今大人になって、客観視するとだなぁ

あの頃から私の人格は全て

自分の身の回りの大人や、環境で

形成されていたなぁと

当たり前だけど、そう思いました

 

親が離婚して

父親を求めるがあまり

男子学生に厳しい女子

 

兄が障がいを持って生まれ

将来も共に生きていかなければいけない

という

まだ中学生には重い責任と未来を

感じ始めた男の子

 

中学生ながら、やたら大人びて他人に優しくできる理由は

本当は誰よりも愛されたいと思っているから

なんだよね

 

 

 

合唱を通して繋がり始めるのがいいよね

 

そんな、性格も生い立ちも違う中

学校生活で好きなものに取り組む時間は

たとえ個々に悩む問題は違えど

”一つになれる”瞬間なのである

 

人はこうして

人と繋がり合うことで

楽しみが生まれ

生きる活力が生まれる

 

それがこの映画では「合唱」なのさ

 

私も、合唱大好きだったから

映画の中に出てくる歌が

懐かしすぎてエモ!!ってなりました

 

 

 

それぞれの葛藤が交差する

 

逃げちゃいけないと思うようになれるのは

前を向いて進まなきゃと思えるのは

時として、他人からの言葉や

逃げずに頑張っている人の姿を見た時ではないだろうか

 

ガッキーはプロピアニストで

もういい大人で

結婚間近で彼が亡くなっている

彼からの留守電がいまだに消せない

 

ガッキーが演じる役の中でも

こんなやさぐれたキャラは稀だから

見てて面白いよねw

 

何もかもやる気がなくて

クールに見えるけど

本当の気持ちを隠してるだけ

自分にも嘘をついて

なんとも思っていないふり

 

本当はピアノに向かうのが怖い

自分が次に進むのが怖いの

 

進まず止まっているのは

止まっていたいから

現実を受け止めたくないからだ

 

だけど、臨時で先生になったことで

小さな体で、沢山悩んでいる子どもたちを見て

困難な問題から逃げようとする学生に

 

「逃げるな」

 

とガッキーは放ったのです

 

今まで他人に興味なしキャラだったのが

 

本当は人情にあふれ

ほっとけない性格なのだ

 

 

他人に「逃げるな」なんて言っちゃったら

自分の問題とも向き合わないとね

 

 

 

向き合いたくない過去から進むには時間だけでは解決しない

 

悲しいことが起きた時

それを飲み込むのに時間がかかることがある

 

あの時の事を後悔して

どうにか時よ戻れと

願っても叶わない事を考えて

現実に向き合えないことがある

 

過去に起きた事実を変えることはできない

 

ただ、向き合えるだけの時間や想いを重ねれば

起こった事実を未来に向けて良い解釈をすることができる

 

考え方や捉え方を変えて、

そんな後悔な過去だって未来に繋げることができる

 

 

 

迷える学生たちよ、これが青春だ

 

取り止めのない、今の悩んでいるそれこそが

青春なのだ

 

5年前の悩み、言えますか?

大体は言えないと思うんだ

 

とはいえ、今必死に悩んで不安で迷っている

そのことこそが、青春なのだよ

 

急に過去から未来にステップアップはしない

後ろ向きになった分だけ人生は後ろ向きになる

 

だから

少しでも見える光を逃さないように

懸命に今を生きて欲しいです

 

今の悩みを悩み切っただけ

素敵な未来が待ってると信じてるよ!

 



話それましたが・・

 

ガッキーがどうやって乗り越えるのか

ぜひ見てみてください!

 

きっと勇気をもらえるし

泣けちゃいます