30までに人生を固めたい女の雑記ブログ

エアライン業界から転職後、スターバックスに身を置き、悩み楽しく生き抜く人生日記!!

目指すは、自分の感受性くらい

 

彼に依存しているのではない

 

根本は自分で埋めるべきものを

埋めてくれる部分に執着・依存しているのではないか

 

 

 

4年半付き合った人がいる

 

 

その彼は幼少期

親に甘えられない環境だった

 

コップの水があるとしよう

僕には与えてもらえないものだと諦めて生きてきた人間だった

 

初めは誰しも

自分のコップの水の溜め方を知らない

だから一番初めに親から

コップの水を入れてもらう

それは愛情

そこに利害関係はないし

ただただ一番の愛情で水を入れてもらう

 

人間は次第に

自分のコップの水を入れる方法を

失敗しながら、得意不得意を学びながら

上手に入れる方法を知っていくのだろう

 

だが彼は

初めからコップに水を入れてもらえなかった

寂しい時に寂しいと言っても

埋まらなかったし

水もたまらないまま生きてきた

 

 

私は反対に

コップの水は自分自身ではなく

他人に満たしてもらうものだと思っていた

両親に十分に水をいっぱいにしてもらいながら生きてきた

 

だからいろんな分岐でつまづく時

いつも他人のせいだった

どこか他人のせい、環境のせい

コップに水を入れる人たちのせいだと

思っていた

 

自分のコップの水がなくなっても

自分でいれる方法がわからない人間だった

 

 

そのくせに

水を入れてもらう相手を選ぶ主導は

常に自分にあると思っていた

 

 

小賢しいというのだろうか

 

 

彼は

私が自分のコップの水がないことを

嘆き暴れて寂しさを訴えていると

 

彼女のコップの水をいっぱいにしてあげたいと

素直に思う人間だったように思う

 

お互いが愛について

欠落した考えを持っていた

 

だから惹かれあった

 

だけど壊れる運命だったなと

 

 

途中から

思い通りにいかない相手を

望み通りにするための

喧嘩が増えた

 

 

人間、何気ない生活を送っている中

急にゴールは辿りつかない

持久走だって何周もトラックを走った先に

ゴールがやってくる

 

4年半もかかって

やっとこのままではいけない

とお互いに思ったんだ

 

彼の本音はわからない

変わりたいと思ったのかどうかも

 

だけど私は

このままではいけないと思った

 

自分でコップの水を溜められる人間になろうと

本気で思った

 

だから

空港の仕事を辞めた時

リゾートバイト、一人新しい環境に飛び乗ったし

そこで出会った人たちは今でも幸せな思い出だ

 

彼は一人で大人になって

コップの水を溜められる人間だけど

”他人のコップに水を与えることは愛”である

本当の意味をわかってないんじゃないかと思う

 

それをようやく達観できるようになった私は

彼のコップに水を入れたいと思うようになった

 

あなたを愛しているよと

わからないなりに表現したかった

相手のコップに愛を注ぎたいと思うのは

一番の愛情表現なんだと知った

 

 

だけど

自分のコップの水も上手に入れられない人が

自分を満たすのが上手な彼のコップに

入れるものがなかったのは事実

 

ついでに彼は

人から自分のコップの水を

入れてもらう経験をしていないから

愛を受け取るのが苦手な彼は

私の愛を受け取ってくれなかった

もしかしたら

彼は潜在的に自分のコップには

私の愛はいらなかったから

拒んでいたのかもしれないけれど

 

 

もう堂々巡りな気がして

 

別れるしかなかった

 

 

結局いつも

自身の弱さや脆さが

原因だったことに気付かされる

 

目指すは、

 

自分の感受性くらい

 

全ては自分の弱さや甘さ

考え方である

 

もっと自分の足でいろんな場所へ出て

いろんなものを見て失敗も楽しいも経験して

他責思考を止めること

 

かといって、自分を変に否定しないこと

 

ちょっとずつしか人は成長しないから

 

いいところも簡単には変わらないはずだから

 

自分の良さを抱えたまま

もっと世界を知って

自分で自分のコップの水を満たしていきたい

 

いっぱいじゃなくても

幸せだということにも気づける寛大で

心豊かな人間になりたい

 

今はこうやってあの頃の自分達を

噛み砕けるようになったから

 

あとは彼への愛だけが私に残って

残って消えない

 

好きとか嫌いではない

もう大切な一部なのである

 

 

 

 

 

 

 

今日はなんだかセンチメンタルに過去について話してしまった!

ブログにつらつら言語化しながら自分の気持ちを整理する

悪くない